妊娠線ができる兆候や前兆ってある?

お母さんの勲章とも言われる妊娠線。勲章とはいえ身体に傷が残るのはあまり嬉しいことではありませんよね。
妊娠線は一度できたら消えないとも言われていますが、妊娠線を防ぐ方法は実はとっても単純な仕組みになっています。
妊娠線の兆候や前兆にはいったいどのようなものがあるのでしょう?

妊娠線が出来る兆候や前兆があるの?

妊娠線ができる時の兆候や前兆は存在します。
妊婦さんの全員が感じるものではないのですが、主に多いのが以下の4つ。

  • 皮膚のかゆみ・乾燥が気になるとき
  • 急激に体重が増えたとき
  • 湿疹ができたとき
  • 皮膚のツッパリを感じたとき

これらの症状が出たときがどうして妊娠線ができる兆候や前兆だと判断できるのか、詳しく見ていきましょう。

・皮膚にかゆみ・乾燥が気になる時
皮膚のかゆみには、お腹や胸周りにかゆみが出てきてしまい無意識で掻いてしまう人も多いのです。掻いていて気がついたら妊娠線が出来ていたという人も少なくありません。
夏の暑い時期、汗で蒸れて湿疹が出来ているのかな?と思ったら妊娠線が出来ていたなんて人もいるようです。乾燥するということは肌が弱まっている証拠でもあります。肌が乾燥することで柔軟性がなくなってしまい、急に大きくなったお腹についていけずに、妊娠線の原因となることもあるので注意してくださいね。
・急激に体重が増えた時
12㎏以上の急激な体重の増加は妊娠線の原因となってしまうことがあります。
急激な体重の増加は皮下組織が引き裂かれ皮下出血が起こりやすくなり、妊娠線の原因となってしまうことがあります。お母さんの体にも負担がかかるので、妊娠中は少しずつ体重を増やすように気を付けましょうね。適度な運動を心掛け体重を調整し、体調のコントロールを心掛けましょう。
・湿疹ができた時
湿疹が出るとどうしても痒くなってしまい、無意識で爪を立てて掻いてしまうと皮膚が傷ついてかさぶたになります。掻くことで肌のバリア機能が失われ、肌はどんどん弱まってしまいます。肌の状態が健康でないと妊娠線が出来やすい原因です。
・皮膚のツッパリを感じた時
お腹が大きくなりピンと張ったような状態になり、お腹周りが重くなったという声もあります。妊娠中期入ってくると、お腹が大きくなりツッパリ感を感じることがあります。人によってはチリチリとした嫌な痛みを感じる場合もあります。

妊娠線の前兆と間違われやすいのが、妊娠性掻痒です。
お腹が大きくなることで胆汁の流れが悪くなることや、代謝が落ちてなると言われていて、あまりにかゆみがひどく日常生活に支障がある場合は、病院の先生に相談するようにしましょう。

妊娠線の前兆が出やすい部位

妊娠線の前兆や兆候があることはわかりましたが、では妊娠線が出来やすいのは体のどの部位だと思いますか?
答えは[text type=marker color=yellow]皮下脂肪がつきやすく、乾燥しやすい部位[/text]。

  • 妊娠線クリームをちゃんとぬっているのに何だか乾燥する…。
  • お肌が突っ張っている感じがあるな…。

そう感じたら妊娠線の前兆かもしれません。
特にお腹や腰回り、お尻、太ももなど体重の増加で脂肪がつき柔らかくなっている部位は、妊娠線の前兆が出やすい場所なので要注意です。
そして油断できないのがふくらはぎや二の腕、胸です。
お腹のふくらみとは関係ない部位だととらわれがちですが、足や腕にも妊娠線ができる可能性があります。お腹やお尻よりも妊娠線ができにくい部位ではありますが、これら部位にも気を配っておくといいですね。
胸は授乳に備えて妊娠期間に信じられないほどサイズアップします。乳腺の発達や体重増加によって大きくなる胸に肌が耐え切れず妊娠線ができてしまうこともあります。
乾燥や無理な下着の無理な押さえつけが胸の妊娠線の原因にもなりますので、胸にも注意が必要です。
初産よりも経産の方が妊娠線が出来やすくなりますので、二人目の出産の人は妊娠初期から妊娠線クリームを塗るのがおすすめです。
妊婦さんの中には背中など、自分が見えない部位に妊娠線ができる方もいるので、前兆がなくても油断しないようにしてくださいね。
かゆみが出てしまっても、まだ妊娠線が出てないのであればまだ予防が可能かもしれません。
かゆみは妊娠線クリームなどでしっかり保湿すると収まります。
妊娠線をつくらないためには肌に十分な保湿を行い、柔らかい状態にしておくことが大切です。
妊娠線に大切なのは何よりも保湿をしっかり行うこと。さらには体重の管理をきちんと行い健康的に過ごすことが大切です。
昔は妊娠線対する知識や、クリームのなども種類が少なかったので、妊娠線が出来てしまうお母さんも多かったそうです。
兆候や前兆が出たからと諦めずにいつまでも美しいお母さんでいるために、妊娠線予防をしていきましょう。

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